岩手に行ってきました〜その1〜

この3日間はビアフェスにかこつけて岩手に行って来ました。東京より東(北かな?)に行くのは実は初めてなのでちょっとテンション上がり気味です。


22日の朝、すこし早めのバスに乗って伊丹空港へ。出発待ちロビーにある『空港銘酒蔵』の試飲自販機?(百円でお猪口1杯分試飲できるのです。30銘柄から選べます)で朝の9時から「春鹿 純吟 封印酒」説明にあるような風味でなく残念。気を取り直して、晩酌用の1合瓶を2本購入。それにしても保安ゲートでペットボトルはチェックされるのに瓶はスルーなんて変なの。
機上から見る空は、青・青・青。爽快です(^▽^)/
仙台空港駅では電車が発車しようとしてるのに切符売り場は団体客で長蛇の列。でもなんとPitapaが使えるのです。便利。使えるのは空港線だけですが。
仙台から一関までは在来線で約2時間。次のその電車まで50分待ち。結局東北新幹線「やまびこ」(こっちの「こだま」)で一関へ。それにしてもこっちの時刻表(在来線も新幹線も)はとてもシンプル。たいていは1時間に1本。多くて2本。そのせいで今回の旅はよく待ちました(+_+;


一関はとにかく暑い!!天気予報では大阪より8度は下のはずなのに・・・もうグダグダです(;´Д`)
会場はたくさんのビールブースとフードブースが並んでいてにぎやか。岩手のビアフェスの特徴は出展しているブルワリーや飲食店の多さもあるんですが、一番の注目は、商工会を中心に地元の商店や住民のボランティアによって支えられ、運営されていることです。なので、みんなで作った感が溢れてて、とても気さくな雰囲気で和みます。フードも地元の産のものが多く、山海の幸、野菜肉魚とヴァリエーション豊富でしかも安くてうまいのです。
もちろんビールも楽しみました。顔なじみのブルワーさんや東京のビールファンの方々、もちろん大阪の見知った顔も。ここがどこだかわからなくなる。そんな気がします。たっぷり食べて飲んで、最後はみんなで「プロースト!」して夕方には一関をあとにしました。


盛岡まではのんびり鈍行です。夕暮れどき、山々に囲まれた岩手ののんびりした田園風景の中、北上・花巻を経て列車は盛岡に近づきます。
盛岡は街中を北上川とその支流が流れる地方都市です。ホテルにチェックインして軽く汗を流してさっぱりした後、北上川の河川敷を夕涼みがてら散歩。昼間はあんなに暑かったのに、陽が落ちるとすっかり涼しいのです。川のせせらぎも一役かってるのかも知れません。月もきれいで「来てよかった」と思いました。
川沿いに歩いて「石川啄木の新婚の家」近くの材木町商店街(といってもアーケードはなく、おしゃれな雑貨店や飲食店が並び、彫刻やベンチがところどころに配置されてる小路です)にある『ベアレン・パブ』へ。
そういえば岩手は賢治や啄木を育んだところなんですね。ぼくはイーハトヴに足を踏み入れたわけです。『ベアレン・パブ』は「注文の多い料理店」でしょうか。そこに山猫が描かれてたならそんな気もするけど、『ベアレン・パブ』は熊なのです。
『ベアレン・パブ』ではクラシックの無濾過バージョン「クラシック・セラー」と定番「シュヴァルツ」をいただきました。一緒に注文したフィッシュ&チップスはなんとブリ。ブリのF&Cは初めてです。おいしゅうございました。素敵なお店です。


宿では空港で買った活性酒(名前忘れた!!)炭酸が強く、乳酸の酸味がきつい、さしづめベルギーのランビックです。なかなか刺激的でしたが、疲れた身体をトロンとさせるには充分。コロンと寝てしまいました。(その2へ続く)



<本日の樽生>

  1. サッポロ・エーデルピルス(日本)
  2. ドラフト・ギネス(アイルランド/ダブリン) 
  3. ヒューガルデン・ホワイト(ベルギー)
  4. 箕面AJI<リアル>ペールエール(大阪/箕面
  5. いわて蔵ビール・バーレイワイン(岩手/一関)
  6. 大山Gビール・大山ゴールド(鳥取/大山)
  7. 伊勢角屋麦酒・インペリアルスモークドポーター(三重/伊勢)
  8. 宮崎ひでじビール・宮崎マンゴーラガー(宮崎/延岡)
  9. 松江ビアへるん・ペールエール(島根/松江)
  10. 南信州ビール・駒ケ岳エール(長野/駒ヶ根
  11. 富士桜高原麦酒ヴァイツェン(山梨/河口湖)
  12. 周山街道ビール・アンバーエール(京都/右京区周山)
  13. ノースアイランドビール・グレープフルーツIPA(北海道/札幌)