ちょっとまじめに9年目にむけて

この4月でQbrickは丸8年を迎えます。
オープン当時はビールについて(特にクラフトビール)右も左もわからない状態で、日々の売上に一喜一憂する先行きの見えない不安と、でも「なんとかなるやろ」的な何の根拠のない自信という相反する気持ちだったのを覚えてます。新しいビールに出会うたび新鮮な驚きと感動で毎日が楽しく充実してました。オープンの頃から支えてくれたスタッフやお客さんと特別な関係を築けたことも、今ではぼくの大きな財産となっています。
9年目にあたり、月並みですが「初心にかえろう」かな、と思います。
クラフトビールの業界は大きく変わりました。造り手も注ぎ手も飲み手も成長し、それにともない市場も成長しました。Qbrickも昨年「KOPTA」という妹的な(きりもりするのはおっさんですが…)かわいい店をつくることができました。
で、その際つよく思ったのは「どういう店にしたいのか常に明確にイメージをつよく持つ」ということ。当たり前のことなんですが最初はそれができてても、数年の営業期間を経るうちに日常に埋没したり、スタッフの移り変わりで意識が薄れたり、市場環境の変化で方向性を見失ったり…なんかでそれがけっこう難しい(全部自分のことですが^^;)
新年度を迎えるにあたり、まずは初心を思い出そう。Qbrickをつくったときの気持ちをもう一度明確にイメージしようと思います。これまでQbrickを好きになってくれたひと、そのひとたちみんなが好きなQbrickでいつづけれるよう努力しようと思います。それが、ぼくをずっと支えてくれてたひとへの恩返しになればいいな、と思うのです。