クーポンについて

先月末に、とあるクーポンサイト「Gポン」さんに掲載しました。50%以上の割引率で、誰が見ても随分お得な設定。ただ、うちみたいなマイナー店そんな売れへんやろうという甘い読みと、営業さんの人が良かったのと、フラッシュマーケの効果測定に個人的に興味があったのとで話をすすめたところっ! 大阪エリアのトップページ掲載、しかも想定外の2日間掲載というおまけがついて、なんと予想を大幅に上回る800枚近い販売数にΣ(0Д0)
クーポンによる実際の実入りは原価割れながらも、ご新規さんの来店きっかけ・認知UPという宣伝効果はあります。さらにクーポンでご来店いただいたお客さんの10%もしくは5%でもまた来ていただければそれに越したことはないです。使用後のアンケート結果も概ね好評です。ただ思うのは、やっぱりうちのような個人店で開業後閑古鳥の頃から支えてくれはった常連のお客さん、頻繁ではないけれど機会があれば必ず顔を見に来てくれるお客さんに、ちょっと申し訳ないのです。商売なのでこういった試みは当たり前で何らやましいところはないと自分に言い聞かすんですが、まずは近い方たちにお返しするのが先なんじゃないかと。少し後ろめたく思うのです。
フラッシュに関しては、合う業態と合わない業態があります(当たり前ですね…)嗜好性の強い商材を扱う業態、客層や雰囲気に気を使う業態、主にリピーターが高い割合を占める業態等々、開業(改装)後すぐだとか大幅なテコ入れだとかタイミングによってはもちろん効果を発揮するでしょうが、こういった業態ではフラッシュマーケティングの導入はよく考えたほうがよろしいかと思います。
Gポンさんがどうとかいうわけじゃないですよ。Gポンさん良かったです。ただうちにはそのタイミングではなかったな〜ということです。それにしてもこのフラッシュマーケ、この数年で急激にシェアを伸ばしましたがここからまだ進化するんでしょうか???個人的には改良(というか細分化)できると思います。まだまだ隙間の需要はあるでしょうから(^_^)/