Qbrick書店8月のおすすめ

ISBN978-4-575-94223-1

日本人にとっては終戦記念日よりも6日・9日の「ヒロシマ」「ナガサキ」のほうが記憶や記録として根付いているのではないでしょうか?この時代に生きるぼくたちにとって戦争や原爆についての知識はイメージに近く、過ちや悲惨なものとして正直どこか遠い他人事のような気がします。僕自身どこか腫れ物にふれるような感じで、例えばテレビのドキュメンタリー番組や映画といったものを避けてたかもしれません。
そんな中、昨年ある漫画に出会いました。『夕凪の街 桜の国』と『この世界の片隅に』(ともに「こうの史代」原作)です。前者は映画化もされたので知ってる方も多いと思います。ともに戦時下の広島(桜の国は現代の東京と広島)を舞台に戦争に翻弄されながらも日常を営む風景が描かれています。ただ戦争は悲惨だ、戦争は恐ろしい、二度と起こしてはならない、といった感想とは違った感情があります。そこには、現代のぼくたちの便利な生活とは全く違いますが、ぼくたちと同じように家族があり恋愛があり、明るく質素に営われる生活があります。週末に終戦記念日を迎えますが、その前にふと大切な人や家族のことを想ったときにこの漫画のことが浮かびました。頑張って生きなければ!と思わせてくれる作品です。幸せなときにも、気分が沈んでるときにもおすすめです。お子様の夏休みの読書感想文にも最適です。これ読んで「たかが漫画だ」なんていう教師いませんから。たぶん
<本日の樽生>1.ドラフト・ギネス 2.三次ベッケンビール・ドゥンケル 3.金しゃちビール・プラチナエール 4.飛騨高山麦酒・スタウト 5.博石館ビール・ハリケーン 6.飛騨高山麦酒・ヴァイツェン 7.多摩の惠・ペールエール 8.周山街道ビール・きょうはほっこり 9.富士桜高原麦酒・さくらボック 10.志賀高原ビール・ウィートワイン of Shigakogen 11.箕面AJI・イングリッシュビター 12.伊勢角屋麦酒・ブラウンエール ドライホップver 13.門司港レトロビール・ピルスナー 14.いわて蔵・IPA 以上です。