「冷た〜い」だけ・・・

今日は近所のお店でハイネケンさんのイベントがあったのでちょっと覗いてきました。関西は初上陸の「ハイネケン・エクストラコールド」の試飲イベントです。エクストラコールドは通常5℃〜7℃でサーブするところを0℃以下(−2℃)でサーブするシステムのこと。タワーもまるまる氷で覆われてるので見た目も涼しいです。カウンターの裏側も見せていただきました。まずケグ(常温)から大きめのコールドプレートへ(この間は通常のホースで繋がってます)コールドプレートを出たホースはマイナスに温度設定された瞬冷サーバーへ、瞬冷サーバーからでたホース(保冷材でまかれてるだけで冷蔵されてるわけではありません)は冷却されたタワーへ・・・という流れです。イベントだったのでケグから注ぎ口まで全てのラインが冷却されているというわけではありません。本来は全てのラインが温度管理されてるのかもしれませんが、未確認です。
飲んだ感想は「わぁ、冷たい」これに尽きます。これだけ冷たいと味なんて分かんないのは初めから分かってるので印象としては「冷たい」だけです。ここまで時間とお金をかけて樽ビールを冷やすメリットがあるのかどうか正直疑問です。「缶でいいのでは?」と思いました。僕自身は冷たいのを飲むとすぐお腹が下るので0℃以下のビールなんて元々ありえません。そもそも冷たいだけで味を分かんなくするなんて、いくら営利目的だからって自分とこの商品とその造り手(醸造士)に対して失礼だと思うんですけど・・・。


<本日の樽生>急遽投入となりました。ベアードの季節限定フルーツシリーズ第3弾「お寺の庭ゆずエール」です。なんともユニークなネーミングですが、由来はそのままです。懇意にしているお寺の庭になってるゆずを住職さんから譲っていただいたんだそうです。ひとくち飲むとゆずの果汁がそのままビールになったかのような甘酸っぱい風味が口いっぱいにひろがります。これはたまりません。ぜひ飲んでみてください。次はサンクトガーレンの新作定番「XPA」の予定。過去最高のホップ使用量を記録した強い苦味のエールです。こちらも楽しみですね。